【カップルで見たい】吊り橋効果を体感できる映画『恐怖の報酬』
「吊り橋効果」って知ってますか?
高いところやお化け屋敷にいるとドキドキしますよね。そのとき恋人と一緒にいると、そのドキドキを恋愛感情だと錯覚してしまうことです。
この映画、実はその「吊り橋効果」を体感させてくれる映画です。
映画を見ている間、ドキドキしっぱなしなので、ぜひカップルでみてほしい。
きっと仲が深まりますよ。
あらすじ
遠くの油田で発生した火災を消し止めるために、ニトログリセリンを運んでくれるドライバーが急に必要になった。
高額の報酬につられた男達が、爆発物運搬トラックのドライバーに志願する。
果たして、トラックに積んだニトログリセリンを爆発させずに目的地に到着できるのか……。
映画史上最長のドキドキ
この映画がすごいのは、サスペンスがめちゃめちゃ長いこと。
映画開始後すぐに、登場人物たちがニトログリセリンを積んだトラックで出発するので、残りの1時間半はずーーーーっとサスペンスが持続するのだ。
だって、トラックに積んだニトログリセリンはちょっとした衝撃だけで大爆発を起こすんですよ。
そんな爆弾を積んだトラックで、ろくに舗装もされていないような南米のがたがた道を走り続ける……。
道の真ん中にちょっと大きい石ころが転がっているだけで、もう恐怖。
「あの石にタイヤが乗り上げるだけで、ニトロが爆発するんじゃないか」
しかも、いやらしいことに、道中にはあの手この手でトラックの行く手を阻む障害が登場する。
道を塞ぐ巨石、ぼろぼろのつり橋、どでかい水たまり……なんでもアリです。
なんか、ユニバのアトラクションを体験している感じに近いかも。
「いつ爆発するか」という緊張感が続くので、登場人物がちょっとくしゃみをするだけでも、ビクッとなってしまうのが、この映画のおもしろいところ。
カップルで見たら、絶対に二人でドキドキして楽しめますよ!
マリオとルイージが登場
実はニトロを運ぶ男たちの中に、マリオとルイージという名前の男が出てくるんです。
主人公の名前は、実はマリオなんです(この記事の一番上の画像の男)。
もう一人、ルイージという名前の男もいて、こちらはちょび髭の感じなんかが任天堂のキャラクター「ルイージ」と似てるような気もする。
あの世界的な任天堂のキャラクター「マリオ」と「ルイージ」のモデルはここにあったのか!
でも、任天堂は公式にそれを認める発言はしていないようなので、真相は分かりません。
偶然にしては出来すぎな気がするけれど……。
ラストは?
ネタバレはしません!
ただ、一つ言えるのは、映画で爆発物が出てきて結局爆発しないでハッピーエンドってことはほとんどないよね!ってこと。
いつ爆発するのか。
彼氏彼女と手を握りながら、爆発の瞬間を待ってください。
この映画、たとえると目をつぶったままでジェットコースターがゆっくり登っていくのを体感している感じに近いです。
いつ落下するのか、つまりいつ爆発するのかというドキドキ感が最高なのです!
ジェットコースターに乗ったつもりで見てみてくださいねー。
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